たゆたう生活

生活の記録です

踏みつけ髪の毛を引っ張りまぶたを指でつつく

2020/07/06

次男の誕生日だ。

週末にお祝いしたので特に何もしないが、めでたい。

大きな怪我や病気もなく育ってくれるのは本当に幸運で、ありがたいことだ。

 

戻ってきたいつも通りの平日。

朝は雨だったので夫に娘を送ってもらう。

ちょうど止んだところで幼稚園バスに送りの時間だ。

 

バスの送りにいく数分前に、長男の検温カードを書くのを忘れていたことに気付く。

カードが入っているリュックのポケットを慌てて漁ると、見慣れぬものが入っていた。

 

出してみると、なんと幼稚園の園長からの手紙だった。

木曜日に娘を幼稚園の習い事に連れていったときにたまたま園長に会い、そこで同窓会のお便りを小学校で配らず自宅のポストに入れることを報告したのだった。

 

その報告を受けて、娘の気持ちと保護者の気持ちを思いやる、とても丁寧で優しい娘と親それぞれ宛のお手紙をいただいていた……!

金曜に長男のリュックに入れてくれていたらしいのに、まったく気付かず土日を過ごしてしまった。

しかもあと数分で家を出ねばならん!

 

数分で返事を書く。

わたしは、いつも子どもたちや親の気持ちに寄り添ってくれる園長先生が大好きなので、「あのお礼も書きたかった!これも!」と思うものの、今日中に渡したい気持ちのほうが強く、数分で書ける範囲で思いの丈を書いておいた。

 

朝から焦ったが、気付いてよかった。

伝えきれない分は、次の機会に伝えよう。

 

長男をバスに乗せ、家に帰る。

今週は、子どもの習い事以外何も予定がない。バスが始まって幼稚園の送迎もない。

 

そして天気が悪い。次男と2人で、家でゆっくりするしかない。

 

お祝いのLINEをくれた両親とLINE通話で話した。

父が、お金がかかると思って(自宅に環境あるのに)Wi-Fiをオフにしていることが発覚する。

Wi-Fiとは何か説明して、オンにしてもらう。ひやひやする。

 

昼食を済ませて、次男を寝かせる。

……と思ったが、寝ない。

テンションが変な風に振りきれたのか、わたしを踏みつけ、髪の毛を引っ張り、つぶったまぶたを指でつついてくる。

こういうときは反応したら負け、と分かっているが痛すぎて痛がってしまう。

 

そんな調子で1時間ほど格闘した。わたしの技は「寝たふり」一択なのだが。

わたしを踏みつけた拍子に転び、ひとしきり泣いたら疲れたらしくスーッと眠りに落ちた。

 

2歳初日からなかなか厄介だった。

 

気付けば、寝室を出てから1時間で長男のバスの迎えの時間だ。

細々と片付けていたらすぐに次男を起こさなくてはならなくなった。

寝るまであれだけかかったのにもったいない気がしてしまう。

 

寝起きが悪くないのが救いだ。

「長男くんのバスのお迎えに行こう」というとむにゃむにゃ起きて、自分で歩いてくれる。

 

今日、娘はいつもより30分早く下校になるらしい。

バスに乗った長男を迎えたら歩いてくる娘が見えたので、そのまま歩いて行って娘を迎える。

家では4歳と2歳と比べてしまうので大きく見える娘だが、公道を1人歩く姿はとても小さい。

華奢な体で、大きなランドセルを背負っていてこれまたいとおしい。外の世界でがんばっているなあ。

 

帰っておやつにしてから、小学校や幼稚園の荷物を片付ける。

娘は、学校で宿題をやる時間があって、終わったからもう出してきたのだ、とほくほくしていた。

 

夕飯の用意をまったくできないまま夕方になってしまった。

夫が仕込んだ魚料理が食べ頃のはずなのでそれを食べよう、あとは大量のキュウリとトマトがあるので切ろう、などと考えていたら夫から連絡があった。

今スーパーにいるが、もし夕飯の支度がまだなら見切り品でいい肉を見つけたから帰ってから焼かせてほしい、という。

 

夫は、見切り品を見つけるのが大好きなのだ。ありがたや。

副菜も不足ぎみだと打ち明けると、これまた安くなった冷製カボチャスープを買ってきた。

 

ほかのおかずやご飯をよそっている間に夫がカルビを焼き、みんなでよく食べた。