舌足らずに偉そうな口調をする
2020/04/04
朝の仕上げみがき中、娘の歯がついに初めて抜けた。
1~2週間くらい前から「今日抜けてもおかしくないね」と言い合っていたが、意外としぶとかった。
最後はほんと1mmくらいしか歯茎にくっついておらず、これでもとれないとは!と感嘆した。
子どもの歯が抜けるのは初めてだし、自分の歯が抜けたのは何十年も前のことで、すっかり忘れていた。
出かけられないので、とりあえず何でも【パーティー】とつけてテンションだけでも上げることにしたのだ。
生協でバンズと冷凍のパテを注文して届いたのがあった。
バンズを切り、パテを解凍し、ちぎったレタスとスライストマト、スライスチーズを皿に並べてケチャップとマヨネーズ出しておく。
あとは各自で作るスタイル。
最近食事でも待てるようになってきた次男は、みんなが作るのを怒らず見届けてくれた。
午後次男が昼寝してる間は、主に夫・娘・長男で畑仕事をしてくれた。
娘と長男は初めてくわを使ったので、写真を撮った。
夕飯は餃子パーティーだ、ということにしたらしい夫、スーパーで餃子のタネ(すでに全部混ざってる)と皮を買ってきた。
長男がちょっと前に「餃子作りたい」と言ってたのを覚えてたのだ。すごい。わたしはすぐ忘れる。
早めに仕込むことにした。
畑を耕したあと、餃子を包む。だいぶ子どもたちに働いてもらっている。
その後、家族全員でウォーキングに出た。
大人用のくわを使った娘と長男はさすがに疲れたようで、だいぶぐだぐだした。
入学の前祝いと称して、目的地はケーキ屋にしてケーキを買った。
ママっ子が過ぎる長男は、わたしと同じケーキにしたがる。
どうしても長男主導でわたしのも決まるので、最近は好きなものを選びにくい。
最近、娘と長男はアルゴリズムなどを学習するためのEテレの番組「テキシコー」にはまっている。
中でも長男は「ダンドリオン」というコーナーが好きでよく真似する。
風呂の中でもさんざん真似していた。
「こーりつが、わるい!」
「いっしょーけんめーやってるであります!」
「いっしょーけんめーはみとめるが、こーりつがわるいといっているんだ!」
という定番の流れを一人で再現したり、わたしに2つめのセリフを任せたりしてくる。
舌足らずに偉そうな口調をすると、やたらかわいい。
さっき包んだ餃子を焼き、夕飯に食べた。上手に焼けた。
食後に、長男が選んだケーキを食べた。
想像より爽やかでおいしかった。