たゆたう生活

生活の記録です

餃子をわたしが焼き、ステーキを夫が焼く

2020/03/14

娘の卒園式の日だ。

寒い。いきなり冬に戻った。しかもなかなかの雨。

 

今年の卒園式は縮小版でクラスごとに時間をずらして実施、保護者は各家庭1名のみ参加可、だった。

幼稚園の駐車場で夫と男子たちは待っててもらい、娘とわたしで幼稚園へ。

 

開場のお遊戯室は全席指定で席の間隔広め。

先生たちも全員は参列できなかったけど(クラス別実施なので、ほかのクラスの対応など分担してた)きれいに飾り付けしてくださっており、そんなに寂しい感じではなかった。

 

担任の先生は袴姿で、とても華やかでかわいらしかった。

 

それにしても。

開式前に卒園証書の受け取りかたについて一度説明されて、歩く道順辿る練習しただけなのに、全員完璧にやりとげていて本当に感心した。

6歳って、こんなにできるものなのか。先生たちの普段の指導のたまものだ。

 

園長先生の声もどんどん震えてきて、わたしもぐすんぐすんする。

担任の先生や園長先生の挨拶に、またどんどんぐすんぐすんする。

 

あっという間の卒園式だったけど、本当にいい式だった。できてよかった。

何より、クラスメイト全員休むことなく出席できたのがよかった。

 

娘と合流。いつも通りのテンションだ。

 

雨で寒いしあまり集まらないようにとお達しなので、あっという間の解散。

娘の親友は、おいおい泣いていた。

ぜひまた近いうちに会おう。

 

謝恩会的なイベントも中止になったけど、例年そこで出される弁当やスイーツだけは用意されていて、もらって帰る。

(式の前にアルバムや文集やてんこ盛りのお祝いの品や、園に置きっぱなしになっていた道具箱など恐ろしい量の荷物を渡されて一度車に置きに行っていた)

 

園でのお祝いが縮小版だった分、家ではたくさんお祝いだ!と、ケーキを買いに行く。

スイーツはもらってたが、娘がカボチャのケーキを食べたがっていたのだ。プライムビデオのアニメで見たらしい。

卒園式の間に夫が近くのケーキ屋に片っ端から電話して、5軒目でやっとパンプキンケーキを扱ってたとのこと。

秋以外はカボチャのスイーツを探すのは難しいのだな。

 

午後、次男が寝てから、渋る娘と出かけた。

雨の日に小学校まで歩いたことがなかったので、歩いて練習することに。

歩道橋を渡らなくてはならないので、雨の日は難易度が高い。

案の定娘は下りで転んだ。練習しておいてよかった。

曲がるところは少ない通学路だが、帰り道、娘は左右どちらに曲がるかわからなくなっていた。

 

これは、入学までにまた何度か歩こう。

 

風呂のあと娘の髪の毛を乾かしながら「○○ちゃん、泣いちゃってたねえ」と話をした。

するとクールに「娘ちゃんも泣いたけどね」と打ち明けられた。

「●●先生(担任)がお話してるときに」だそうだ。

 

まったく気付かなかった。

娘もそんなときに泣くようになっていたとは。

 

夕飯は娘の好物の餃子をわたしが焼き、ステーキを夫が焼いた。

前歯がぐらぐらで咀嚼しにくいと最近言っている娘、「おにく、かたい」と結局ステーキは一口しか食べなかった。

 

その分わたしがよく食べた。