ドラえもんに娘と長男を任せる
2020/03/05
朝、枕の下に潜ませたスマホのアラーム(バイブ)で起きると、わたしの左側に長男と娘が寝ていた。
寝る前は右に長男、左に娘だったのに、いつの間に。
絶妙に蹴り合いそうな姿勢で寝ていたので、思わずシャッター音のしないカメラアプリで写真を撮ろうとスマホをかざす。
と、娘がニヤーっと笑顔になった。
ん?たまに娘は寝たまま笑うけど、それか?
寝笑いのシャッターチャンスだ、と撮っていたら、笑顔のまま娘の目が開いて「何撮ってるの」と小声で聞いてきた。
起きてたのか。
ただの寝起きの写真を撮っていた。
朝食のとき、昨日作った朝食用のプレイリストを流す。
通うことになる小学校では給食のとき正味の食事時間が20分らしい。
とりあえず20分のプレイリストを作り、音楽が終わったらあまりゆっくりせずに食べるよう促すことにする。
(家にいるときも20分、は強要したくない)
プレイリストについても、この曲を入れて、だのこっちの曲を先に流して、だの要望が出る。
娘は、LA・LA・LANDのオープニングの曲(Another day of sun)が好きなので、要求に従ったプレイリストでは幼児番組やジブリの曲に混ざって、唐突にそれが流れることになる。
おかあさんといっしょの曲とLA・LA・LANDの曲が両方入っているプレイリストは、なかなか珍しいのではないか。
幼稚園へ送り、次男と帰る。
そしてまた昼前に幼稚園に迎えに行って、今度は子ども3人と帰る。
午後、次男が昼寝のときにドラえもんの映画をつけた。
ドラえもんに娘と長男を任せている間に家事を進めたい。
怖がりの娘は、序盤から怖がってテレビから逃げてきた。
長男は熱心に見ているので、それならば、と、娘の好きなファントミラージュ(女の子が主人公の特撮番組)の塗り絵をネットでダウンロードして印刷して渡す。
ついでにわたしの分も印刷する。
一緒に塗り絵を楽しもうと思い、塗り始めた。
しかし娘はやはりドラえもんの続きも気になるようで、結局塗り絵を放置してテレビの前に戻っていった。
わたしはのってきたので、どんどん細かく塗っていった。
ドラえもんの映画が終わる頃、ファントミハート(主人公)が、結構かわいくできあがった。
家事をしようと思ってたのは、すっかり忘れていた。