たゆたう生活

生活の記録です

揃って動揺する

2020/02/28

昨日の夕方、全国の公立小中高の休校要請が出た。

世間はいろいろ不穏なムードになってきてたが、住んでいる地域ではまだマスクがなくなる以外に目立った変化はなかったところで、全国の休校要請。

 

まだ幼稚園児と未就園児しかいないけど、これは、なんか、来るところまで来た感じ。

あからさまに動揺した。

たまらず、珍しく夕飯時にテレビをつけたらニュースは終わってバラエティーばかりになっていてすぐ消した。

 

幼稚園からの連絡はなく、落ち着かないまま金曜日。

幼稚園にバスに乗せて送り出し、何度も幼稚園から連絡が来るアプリを開いてみる。何も来てない。

 

金曜は娘と長男が園で課外の習い事をしているので、帰りはバスに乗れない。

幼稚園まで自家用車で迎えにいくと、駐車場がやたら混んでいる。

そして、お迎え済んで帰ろうとする子たちが、大荷物を抱えている。

長期休み以外は園に置きっぱなしの着替えの袋や、ピアニカ。

 

そういうことか。

 

次男を抱えて園につくと、仲良しのママたちが大荷物を抱えて車に向かうところだった。

「…そういうことだよね…!」

「荷物でわかっちゃう?」

はい、わかります。

 

来週から、休園ですね。

 

娘の習い事が先に終わるのでその部屋へ。

習い事の先生に「休園ですってね」と言われる。

その先生もまだ聞いたばかりのようで、よく把握していない。

娘がもらった大量のおたよりを見る。

幼稚園の先生たち、昨日の夕方の発表から大変だったろうな。

 

月曜から休園。

午前中だけ自由登園のような形はとるが、バス・給食なし、クラスでの活動は今日でおしまい。

 

娘を連れて、長男の習い事の迎えへ。

先生に挨拶し、今日はバス帰りでなくてよかったなあと思う。

バスも今朝でおしまいだったと思うとそれも寂しいけれど。

娘の担任も長男の担任も今年度で退職なのもあり、泣いていた。(わたしも泣いた)

 

長男の学年のママたちは「びっくりしたね」くらいの感じだったが、娘の学年のママたちは、みんなわたしと同じくらい動揺しているようだった。泣いてるママも結構いた。

 

卒園まであと2週間、楽しい思い出をいっぱい作ってほしい、とみんな願っていたんだなあ。

卒園式は実施されるが、規模を縮小するらしい。実施されればそれで十分です。

 

動揺してるときこそ、と気を付けて運転して帰った。

 

娘と長男は、落ち着いて普通に過ごしていた。

クラスでは泣いてしまった子もいたそうだ。

 

早く落ち着け!と強く願った。

そわそわが止まらなかったが、遅く帰って来た夫にバーっと話をして少し気持ちが落ち着いたので、よく寝た。