わざと大袈裟に騒ぐ
2020/03/23
3連休明けの月曜日、3日休んだだけでもう平日の朝のルーティーンを忘れかけていた。
順応するのが早すぎる。
さて、先週木曜に大泣きして幼稚園前からの脱走をはかった長男、今日はどうなることか。
「今日は幼稚園行かない日」と宣言する長男をなだめ、とりあえず幼稚園に連れていく。
さて、いよいよもうすぐ門に着くぞ。門の前に立っている先生たちに挨拶をする。
と、長男が軽く転んだ。
門のところにいたベテランの先生が、騒いだ。
「わあ、びっくりしたねー!職員室行って、怪我してないか見てみよう!」
そして、来るのを見張っていたらしく、担任の先生も現れて、騒いだ。
「おはよう長男くん!待ってたよ~!転んじゃったの!?見てみようねー!怪我してたら消毒しようねー!行こう!」
長男はきょとんとした顔で園内に入っていった。
『ぜんぜん痛くないのに、何で先生たちそんなに心配してるの?』という顔に見えた。
そう。
膝を少しだけ地面につけたが、まったく痛がってないし、わりと厚手の長ズボンだし、親から見て絶対怪我してなさそう。
先生たち、わざと大袈裟に騒いで長男が寂しさを感じる前にどさくさに紛れて園内に連れていってくれたのだ。
先生たちの機転の利きまくった対応のおかげで、長男は泣かずに登園できましたとさ。
プロ…!!
あっという間にお迎えの時間になり、昼食、次男寝かしつけ。
娘と長男はそれぞれ遊んでいたので細々した用事をたくさん済ませ、次男が起きてから趣味のピアノを弾く。
さて、ここから怒濤の夕方が始まる。風呂だ!ご飯だ!
と気合いを入れた瞬間、長男に「ママ一緒に遊ぼう」と怒られる。
今までそんな気配なかったのに、突然怒って言わないでくれ!
風呂で遊ぼう、ということで許してもらう。
風呂に入ったときに長男の膝を見たら、まったく怪我もなくツルツルだった。